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せんせーとわたしの黒・魔・導(その1)
(仕える気持ちは軌跡の結晶。末期の命は散らされる)『魂は砕けない』

[それでは、今回もデュエルの回になります。デッキの準備はいいでしょうか]
……今回も? ちょっと待ってほしい。きみは前回で/
[嘘をつくことを咎められるのは嘘をつかない者だけですよ。さて、『せんせー』にはなにか言いたいことがあるようですね。それは一体なんでしょうか]
おっと。残念ながら、咎める行為に資格なんて要らないよ。自分がどんなインチキデッキを使っていようと、相手のカードをインチキだと言うことには何の問題もない。だから言/
[なるほど。『せんせー』にはこのデュエルで使うべきデッキの準備がないようですね。しかし、わたしがデュエルの回だと決めた以上は捏造してでもデッキを準備してもらう必要があります。そういえば、【境界線】という/
そういうことか! しかしその手には乗らないよ! それならぼくは捏造してでもデッキを用意してくるだけさ!
[ええ。それではわたしは自分のデッキをカット&シャッフルしているので、五行以内には戻ってきてもらいましょう]
…………ええい、こうなれば【ジャンクドッペル】……駄目だ、今回は賭けじゃないんだから……【代行天使】……話すテーマが一つ消えるじゃないか……適当に要らないデッキを……
[……………………]
となれば、むしろ【ゲテモノ】……まだ種類が足りないか。《ブリザード・リザード》の登場はまだなんだろうか……そうだ、この流れなら【サンダー・ドラゴン】……狩られるだけか……
[暇ですね。そろそろ戻ってこないものでしょうか]
……そもそも今回は何のデッキと戦うんだ……一行目を見て……ということは……【真紅眼の黒竜】? その話は今さらじゃないか……
[おや。まるで戻ってきませんね]
待てよ……あのデッキは……ああ、そうか……なら、未完成な……そうだ、このデッキはありなはずだ……よし、きみに決めた。
[……帰りましょう。それでは、また次の/
ちょっと待った。どうにかテーマを決めて、適当なデッキを持ってくることに成功したよ。さあ、デュエルしよう。
[わかりました。それでは互いのデッキをカット&カットしましょう]
待った。きみのカットのあとに、ぼくにそれぞれのデッキをシャッフルさせてほしい。そうすれば、実力だけで勝負が成立するはずだ。
[なるほど。いいでしょう]
ショットガン……は冗談として、カットしたよ。それじゃあデュエルだ。
〜【ブラック・マジシャン】VS【――――――】〜
あれ? デッキ名がすでに明かされている……というより、ぼくの想像とは別だったようだね。
[ええ。どの道、すぐに明らかになることですからね。さて、それでは先攻後攻を決めましょう]
それはいいけど、今回はどういう方法にするのかな。ジャンケンは嫌だよ?
[それでは第一/
第一コーナーを先に曲がったほうも駄目だ。加えて言うならコイントスとサイコロもなし。そうだね、エクストラデッキの中からカードを1枚見せ合って、一番守備力の高いほうからでどうかな。
[わかりました。それでは、『せんせー』がかの有名な《ブラック・マジシャン》のカードテキストを読み上げられれば『せんせー』の先攻でどうでしょうか]
おっと……なるほど、いいよ。『魔法使い族としては攻撃力、守備力共に最高クラス。』……じゃなかったかな?
[はずれです。正解は『魔法使いとしては、攻撃力・守備力ともに最高クラス。』ですね。それではわたしのターンからですよ]
おや……惜しいけど、この決めかたは悪くないね。今度からはこれを基本的な先攻後攻の決めかたにしておこうか。
[ご自由に。ではドロー]
/友:手札6 LP8000
/せ:手札5 LP8000
[なるほど]
なにがなるほどなのかな……あれ? この台詞は何度も言っているような……。
[それは『せんせー』の物分かりの悪さを示す例ですが、構わずに進めましょう。ライフポイントを半分払い《黒魔術のカーテン》を発動。デッキより《ブラック・マジシャン》を特殊召喚します]

いきなりか!
[さらにカードを4枚伏せ、ターンエンド。どうぞ]
ぼくのターン。ドロー。
/友:手札1 LP4000 ブラック・マジシャン 伏せ×4
/せ:手札6 LP8000
それ/
[ドローフェイズの優先権が入り用なのですが]
……どうぞ。あげるよ。
[それではドローフェイズ、《ブラック・マジシャン》をコストに《魔のデッキ破壊ウイルス》を発動。『せんせー』の手札にある攻撃力1500以下のモンスターはすべて破壊されます]

…………チェーンはないよ。
[それでは手札確認に移りましょう。どうぞ、6枚ある手札を公開してください]
……いいけど、《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》、《ボマー・ドラゴン》、《未来融合−フューチャー・フュージョン》、《成金ゴブリン》、《ブラック・ホール》、《龍の鏡》だよ。感染するのは《ボマー・ドラゴン》一体だけだね。これは手札で破壊され、墓地に送るよ。
[不思議なデッキのようですが……おそらくはコンボ重視の【ドラゴン族】というところですね。それでは、ドローフェイズの優先権を再び貰うとしましょう]
それは構わないけど、その優先権を先に得るのはぼくじゃないかな。
[『せんせー』。チェーンのない今回はそうなのですが、その発言は触れてはならない領域に近いので、以降は口を慎むようにお願いします。再びWikiへの入り口とOCG事務局への抜け道を開きましょう。どうぞその手の確認を]
確認と言っても、ぼくはメインフェイズまで……わあ……なんてことだ……。
[それではこのドローフェイズに伏せカードの《蘇りし魂》を発動。《ブラック・マジシャン》を墓地より守備表示で特殊召喚します]

おっと。しかし、守備表示でしか/
[手札を知っている状況で意味のない確認ではありますが、チェーン発動と特殊召喚時の発動はありませんね?]
ないよ。
[では《ブラック・マジシャン》をリリースし《闇のデッキ破壊ウイルス》を発動。そして『魔法』を宣言。『せんせー』の手札にある魔法カードすべてを破壊します]

ああ! ぼくの《未来融合−フューチャー・フュージョン》が! 《成金ゴブリン》! 《ブラック・ホール》まで! 《龍の鏡》、きみってやつは!
[これで『せんせー』の手札は《レッドアイズ・ダークネスメタルドラゴン》一体だけですね。ではドローフェイズからエンドフェイズまで、すべて優先権を放棄するのでお好きなように]
スタンバイフェイズ! メインフェイズ! エンドフェイズ! きみのターンだよ!
[それではわたしのターン。ドロー]
/友:手札2 LP4000 魂 伏せ×1
/せ:手札1 LP8000(魔闇1/3)
[ライフポイントを半分支払い《黒魔術のカーテン》を発動。《ブラック・マジシャン》をデッキより特殊召喚。そしてダイレクトアタックします]

うわああ! この……この!
[これでターンエンドです。どうぞ]
ぼくのターン! ドロー!
/友:手札1 LP2000 ブラック・マジシャン 魂 伏せ×1
/せ:手札2 LP5500(魔闇1/3)
ドローカードは……《マテリアルドラゴン》! いい引きだ! これはデッキ破壊ウイルスにはやられない攻撃力2400!
[そして上級モンスターですね。ターンエンドしますか?]
うん。するよ。
[わたしのターン。ドロー]
/友:手札2 LP2000 ブラック・マジシャン 魂 伏せ×1
/せ:手札2 LP5500(魔闇2/3)
[それではライフポイント半分を支払い/
うわああーっ!
[おや。刺激を与えすぎたようですね。《黒魔術のカーテン》を発動。《ブラック・マジシャン》をデッキより特殊召喚。二体でダイレクトアタックします]

ぼくのター/
[ターンエンド]
ぼくのターン! ドロー!
/友:手札1 LP1000 ブラック・マジシャン×2 魂 伏せ×1
/せ:手札3 LP0500(魔闇2/3)
ここで《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》が引けていれば、ぼくの勝ちだ!
[そんなドローがあるとは思えませんが、さて、何でしょうか]
どれどれ……なんだ、《一族の結束》だよ。残念ながら、《魔のデッキ破壊ウイルス》で破壊されるね。
[そのようですね。ところで、『せんせー』。《溶岩魔神ラヴァ・ゴーレム》は悪魔族ですよ]
もちろん、あれはデッキに入れていないよ。それじゃあ……ターンエンドするしかないね。
[それではわたしのターン。ドロー]
/友:手札2 LP1000 ブラック・マジシャン×2 魂 伏せ×1
/せ:手札2 LP0500
[手札から《死者蘇生》を発動]
え? あれ? もうきみは/
[《ブラック・マジシャン》を墓地より特殊召喚します]
黙っていても勝て/
[バトルフェイズ。《ブラック・マジシャン》で『せんせー』を攻撃。ちなみに、攻撃名は言いません]
そんな! 今回のきみはひどすぎるよ!
/友:手札1 LP1000 ブラック・マジシャン×3 魂 伏せ×1
/せ:手札2 LP0000
うう……これはただのウイルスデッキだよ。【ブラック・マジシャン】とは言えないはずだ……。
[《ブラック・マジシャン》をデッキの中心に据えているのですから、【ブラック・マジシャン】と言うほかないでしょう。それでは、次回でこのデュエルも終わります。その次からは【サンダー・ドラゴン】の話をするといいでしょう]
ここで負けるわけには……勝っても得るものはないけど、負けるわけにはいかないな。
[それでは]
こうなれば……よし。計画完了だ。
author:海水晶, category:ピンポイントレッスン, 09:02
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